SeaArt AIって名前は聞いたことがあるけど、実際どんなサービスなのか分からなくて検索してきた、という方も多いのではないでしょうか。画像生成AIってたくさん種類があって、正直どれも同じに見えてしまいますよね。
この記事では、SeaArt AIに登録してから最初の1枚を作るまでの手順、そして「思った画像にならない…」となったときに見直すべきポイントまで、順番に解説していきます。スマホ・パソコンどちらから読んでも迷わないように進めていくので、気になるところから読み進めてくださいね。
SeaArt AIとは?無料で使える画像生成AI
SeaArt AIは、アカウントを登録するだけで無料から使い始められる画像生成AIサービスです。パソコンにソフトを入れたり、難しい環境設定をしたりする必要はなく、ブラウザやスマホアプリからすぐにアクセスできます。
運営しているのはシンガポールに拠点を置くSTAR CLUSTER PTE. LTD.という企業で、世界中のユーザーが日々このサービスを使って画像を生成しています。「聞いたことのない会社だから不安…」と感じる方もいるかもしれませんが、海外発の画像生成AIサービスとしては比較的知名度のあるサービスのひとつです。
画像生成の仕組みとしては、Stable Diffusionという技術がベースになっています。この技術自体は他の画像生成AIでも広く使われているものなので、「SeaArt AIだけの特別な仕組み」というよりは、その技術を誰でも使いやすい形に整えたサービス、とイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
他の画像生成AIと何が違う?
画像生成AIと聞くと、Midjourneyのような有名なツールを思い浮かべる方もいるかもしれません。SeaArt AIとMidjourneyの大きな違いは、登録してすぐブラウザから無料で試せるかどうかという点です。
Midjourneyは基本的に有料プランへの加入が前提になっているのに対して、SeaArt AIは無料の範囲内でも画像生成の流れをひと通り体験できます。「まずはお金をかけずに画像生成AIを試してみたい」という方にとっては、始めやすいサービスだといえるでしょう。
プロンプトの書き方や作例をもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
SeaArt AIの登録方法|スマホ・PC共通の手順
SeaArt AIの登録は、普段使っているアカウントを使えばものの数分で終わります。難しい入力項目もないので、パソコンからでもスマホからでも同じ感覚で進められますよ。
ここでは、実際に登録が完了するまでの流れを順番に見ていきましょう。
- 公式サイトまたはアプリを開く
パソコンの場合はブラウザでSeaArt AIの公式サイトにアクセスします。スマホの場合は、App StoreまたはGoogle Playで「SeaArt」と検索し、公式アプリをダウンロードしておくとスムーズです。 - 新規登録ボタンを探す
画面右上あたりにある「新規登録」のボタン、またはメニューアイコンをタップします。 - ログイン方法を選ぶ
Googleアカウント、Discordアカウント、Facebookアカウント、電話番号、メールアドレスの中から、使いやすいものをひとつ選びます。すでに持っているアカウントと連携できる方法を選ぶと、パスワードを新しく覚える必要がなくて楽です。 - 連携を許可する
選んだサービスのログイン画面に移るので、使用するアカウントをタップして連携を許可します。 - 登録完了
ここまで進めば登録は完了です。自分専用のマイページが自動でできあがり、そのまま画像生成に進める状態になります。

登録の手順自体はとてもシンプルですが、「どのログイン方法を選べばいいか迷う」という方は、普段からログイン頻度が高いGoogleアカウントを選んでおくと、次回以降のログインもスムーズです。
無料でどれくらい使える?スタミナ制の仕組み
SeaArt AIは無料で使えるとはいえ、無制限に画像を生成し続けられるわけではありません。SeaArt AIでは「スタミナ」と呼ばれるポイントを消費して画像を生成する仕組みになっており、このスタミナは1日ごとにリセットされる有限のものです。
つまり、その日にもらえるスタミナを使い切ってしまうと、翌日まで新しい画像を生成できなくなる、という日ごとの上限があるイメージです。「登録さえすればずっと自由に使える」と思っていると、思ったより早く上限に達して戸惑ってしまうかもしれません。
無料プランで1日にもらえるスタミナの量は、目安として100〜150程度とされていますが、時期やキャンペーン、アカウントの状態によって変わることがあります。
スタミナの付与量は変動することがあるため、正確な数値は生成画面に表示されている残量を基準に確認してください。
また、画像1枚あたりの消費量も一定ではなく、選んだモデルの種類や画像サイズ、生成モードによって増減します。高精細なモードや大きいサイズで生成するほど、消費するスタミナも多くなると考えておくとよいでしょう。
無料スタミナを増やす方法
その日のスタミナを使い切ってしまっても、いくつかのタスクをこなすことで追加のスタミナを受け取れる仕組みが用意されています。画面左上のメニューから「イベントセンター」を開くと、以下のようなタスクが確認できます。
- イベントセンター内のボタンをタップして受け取れるデイリーボーナス(連続ログインで受け取れる量が増える)
- 他のユーザーが投稿した作品に「いいね」を送る
- 自分の作品を公開し、他のユーザーから一定数の「いいね」をもらう
- 生成した作品をコミュニティに投稿する
どのタスクも特別な操作は必要なく、普段の利用の延長でこなせるものばかりです。

「今日はもう少しだけ生成したい」というときは、まずイベントセンターを覗いてみるとよいでしょう。
登録後、最初の1枚を生成する手順
登録が終わったら、いよいよ実際に画像を作ってみましょう。SeaArt AIでの画像生成は、大きく分けて「プロンプトを入力する」「モデルを選ぶ」「生成する」の3ステップだけなので、身構えなくても大丈夫です。
- 画像生成画面を開く
ホーム画面、またはアプリ下部のメニューから「画像生成」や「創作」のボタンをタップします。 - 作りたいイメージを入力する
画面中央あたりにあるテキスト入力欄に、作りたい画像の内容を文章やキーワードで入力します。日本語でも問題なく認識されます。 - モデルを選ぶ
画面上部にあるモデル表示エリアをタップしてモデル一覧を開き、表現したい画風(アニメ風、リアル風など)に近いものを選びます。 - 生成ボタンを押す
プロンプトとモデルが決まったら、「創作」ボタンをタップします。ボタンの近くに表示されている数字は、その生成で消費されるスタミナの量です。 - 生成が終わるのを待つ
画面に進捗が表示され、10〜30秒ほどで画像が完成します。
ここまでの流れを一度体験しておくと、次からは迷わず作業できるようになります。最初の1枚は、うまくいかなくても気にしすぎず、まずは操作の流れをつかむつもりで試してみるとよいでしょう。
生成した画像の保存方法(PC/スマホ)
画像が完成しても、保存の手順は使っている端末によって少し異なります。自分の環境に合わせて確認しておきましょう。
- パソコンの場合:生成された画像をクリックして拡大表示し、画面右下にあるダウンロードアイコンをクリックすると保存できます。
- スマホの場合:通常の保存操作でうまくいかないときは、画面下部の「個人アカウント」からマイページを開き、「作品」タブの中から該当の画像をタップします。全画面表示にしたうえで画像を長押しすると、スマホ標準の保存メニューが出てきます。
特にスマホでは、長押しで保存メニューが出てこないと「保存できない」と感じてしまいがちです。

その場合は、一度マイページの「作品」タブ経由で開き直してみると解決することが多いです。
思った画像にならない時に見直すプロンプトの基本
操作の流れは分かったけれど、実際に生成してみると「なんだかイメージと違う…」となることは珍しくありません。これは操作ミスというより、プロンプトの組み立て方に原因があることがほとんどです。
SeaArt AIのようなタイプの画像生成AIは、文章で説明するよりも、単語やフレーズをカンマ(,)で区切って並べる形式のほうが安定した結果を出しやすい傾向があります。まずは、以下の4つの要素を意識して組み立ててみてください。
| 要素 | 役割 | 具体例 |
|---|---|---|
| 主題 | 何を描くかのメイン被写体 | 1girl(1人の女の子) |
| 状態・描写 | 服装、髪型、表情、ポーズ、背景など | black long hair, smiling, sitting on a bench |
| スタイル | 最終的な画風や雰囲気 | anime style(アニメ調) |
| 画質ワード | ディテールの細かさや品質の指示 | masterpiece, best quality, 8K |
この4つを並べる順番で組み立てると、たとえば次のようなプロンプトになります。
1girl, black long hair, smiling, sitting on a bench, cherry blossoms, anime style, masterpiece, best quality, 8K
「思っていたのと違う画像が出てきた」というときは、この4要素のどれかが抜けていないか、一度見直してみるとよいでしょう。特に、スタイルの指定を忘れると、狙っていた画風とは違う仕上がりになりやすいです。
日本語と英語、どちらで書くべき?
プロンプトは英語じゃないと精度が出ない、と思われがちですが、SeaArt AIは日本語の入力にもきちんと対応しています。実際、簡単な内容であれば日本語と英語で仕上がりに大きな差が出ることは少ないです。
とはいえ、細かいポーズの指定や複雑な背景を作り込みたい場面では、英語で単語を並べたほうが意図が伝わりやすいこともあります。使い分けの目安としては、以下のように考えるとよいでしょう。
- ざっくりとしたイメージ出しや簡単なシチュエーション指定 → 日本語でOK
- 細かいポーズ、ライティング、複雑な背景の指定 → 英語のほうが精度を出しやすい
プロンプトが思い浮かばないときは、AIが自動でキーワードを提案してくれる機能を使うのもひとつの手です。

ただし、選んだモデルの画風と合わない単語が混ざることもあるので、その場合は気になった単語だけ手動で削除すれば問題ありません。
画風に迷ったらどう選ぶ?モデル選びの基準
プロンプトを工夫しても仕上がりがしっくりこないときは、実はモデル選びのほうに原因があることも多いです。SeaArt AIでは、画像の画風や雰囲気を決める土台となる「モデル」を、生成のたびに1つ選ぶ必要があります。
極端にいうと、画像のクオリティや方向性は、プロンプトよりもこのモデル選びで大きく左右されます。まずは自分が作りたい画風がどのジャンルに近いかを、次の3つから大まかに考えてみましょう。
- アニメ風:イラストやキャラクターらしい仕上がりにしたい場合
- リアル風(写真調):実写に近い人物や風景を作りたい場合
- 絵画風:油絵や水彩画のようなアート表現にしたい場合
「なんとなく可愛い感じ」「なんとなくリアルな感じ」といった曖昧なイメージのままモデルを選んでしまうと、プロンプトを工夫しても狙った方向に近づきにくくなります。まずはジャンルだけでも決めてからモデル一覧を見ると、候補を絞り込みやすくなりますよ。
それぞれのジャンルの中でも、実際にどんなモデルが使いやすいかは好みや用途によって変わってくる部分です。具体的なおすすめモデルについては、以下の記事でも作例と合わせて紹介しているので、興味があれば参考にしてみてください。
モデルとLoRAは何が違う?
SeaArt AIを使っていると、「モデル」とは別に「LoRA」という言葉を目にすることがあります。この2つを同じようなものだと思ってしまう方も多いのですが、役割ははっきり分かれています。
モデルは画風全体を決める大きな土台であり、生成のたびに必ず1つ選ぶ必要があるものです。一方でLoRAは、そのモデルの上に重ねて使う「微調整用のパーツ」のようなもので、特定のキャラクターや衣装、ポーズの傾向を追加したいときに任意で使います。
最初のうちは、LoRAまで手を出すと選択肢が増えすぎて逆に迷いやすくなります。

慣れないうちはモデル選びだけに集中して、操作に慣れてきたタイミングでLoRAを試してみる、くらいの気持ちで十分です。
生成した画像は誰でも見られる?公開設定と商用利用の注意点
ここまでの手順で画像が作れるようになると、次に気になってくるのが「この画像って誰かに見られているの?」という点ではないでしょうか。SeaArt AIの無料プランでは、生成した画像やそのときに使ったプロンプトは、基本的にコミュニティ上で公開される状態になります。
「自分だけのアカウントで作っているから当然非公開だろう」と思い込んでいると、あとから公開されていたことに気づいて驚いてしまうかもしれません。試作段階のラフな画像や、人に見せるつもりのないプロンプトも公開対象になる点は、あらかじめ知っておくと安心です。
無料プランでは生成物が公開状態になります。人に見られたくない内容を作る場合は、公開設定を変更できる有料プランへの加入が必要です。
商用利用する前に確認すべきこと
ブログやSNS、グッズ販売などに生成画像を使いたい場合は、もう一段階注意が必要です。SeaArt AIというサービス自体は商用利用を禁止していませんが、使用したモデルやLoRAごとに、作成者が個別に商用利用の可否を設定しているため、すべての画像が自由に使えるわけではありません。
「SeaArt AIで作ったから大丈夫」と考えてしまうと、実際にはそのモデルが商用利用不可に設定されていた、というケースもあり得ます。商用での利用を考えている場合は、生成前にモデルの詳細ページでライセンス表記を確認しておく必要があります。
このあたりの確認方法や著作権に関する考え方は内容が広くなるため、詳しくは以下の記事で解説しています。
よくある質問
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QSeaArt AIの登録にクレジットカードは必要ですか?
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A無料プランの範囲で使う分には、クレジットカードの登録は必要ありません。Googleアカウントなどでログインすれば、そのまま無料のスタミナを使って画像生成を試すことができます。有料プランに加入するタイミングになって初めて支払い情報の入力が求められるので、まずは無料の範囲で操作に慣れてから、必要に応じて検討するとよいでしょう。
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Qスマホアプリとブラウザ版で、できることに違いはありますか?
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A基本的な画像生成の流れ自体は、スマホアプリでもブラウザ版でも大きくは変わりません。ただし、画像の保存操作など一部のメニューの位置や手順が端末によって異なることがあります。外出先でさっと試したいならアプリ、細かい設定までじっくり調整したいならパソコンのブラウザ版、というように使い分けるとストレスが少ないです。
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Q生成した画像の著作権は自分のものになりますか?
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AAIが自動で生成した画像は、人の創作的な意図や表現が加わっていないとみなされ、著作権自体が発生しにくいとされています。そのため「著作権は自分のものになる」と単純に考えるのではなく、使用したモデルのライセンス条件と合わせて、生成物の扱いを確認しておく姿勢が大切です。既存のキャラクターや作品に似せた画像を作る場合は、著作権や肖像権の侵害にあたるリスクがある点にも注意しておきましょう。












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