「Midjourneyでゆるキャラを作りたいのに、思ったよりリアルな絵になってしまう」「かわいいキャラクターを作りたいけれど、どんなプロンプトを書けばいいのかわからない」と悩んでいませんか?
実は、Midjourneyでは単に「かわいい」と入力するだけでは、イメージ通りのキャラクターにならないことがあります。少しプロンプトを書き換えるだけで、ゆるく親しみやすいイラストに近づけられるケースも少なくありません。
この記事では、コピペですぐ試せるプロンプト例から、自分好みにアレンジするためのコツまで、初心者にもわかりやすく紹介します。SNSアイコンやLINEスタンプ、ブログのマスコットキャラクターなどを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Midjourneyでゆるキャラを作るプロンプト【コピペOK】
まずは、細かい理屈よりも実際に生成してみましょう。Midjourneyでゆるキャラを作るときは、最初から長いプロンプトを書くよりも、短くて方向性がはっきりした指示から始めるほうが調整しやすいです。
まずはこのプロンプトを試そう
迷ったら、次のプロンプトをそのままコピーして使ってみてください。
cute mascot character, small round animal, simple face, soft colors, cute illustration, minimal vector flat, white background --ar 1:1
日本語にすると、「小さくて丸い動物のかわいいマスコットキャラクター、シンプルな顔、やさしい色、かわいいイラスト、ミニマルなベクター風、白背景」という意味です。
よりアニメ寄り・日本のかわいいイラスト寄りにしたい場合は、nijiモデル向けに次のようにします。
cute mascot character, round body, big eyes, simple expression, kawaii anime style, pastel colors, full body, white background --niji --ar 1:1
ロゴやステッカーのように、すっきりした見た目にしたい場合はこちらが使いやすいです。
cute mascot character, simple animal design, minimal vector flat illustration, thick outline, soft pastel color palette, centered composition, white background --ar 1:1
用途別プロンプト
作りたい用途が決まっている場合は、最初からサイズ感や見た目の方向性も入れておくと、完成イメージに近づきやすくなります。
| 用途 | おすすめプロンプト |
|---|---|
| LINEスタンプ風 | cute mascot character, funny pose, simple expression, sticker design, thick outline, transparent background style, kawaii illustration --niji --ar 1:1 |
| SNSアイコン風 | cute mascot character portrait, round face, friendly smile, simple background, soft colors, cute illustration --ar 1:1 |
| ブログマスコット風 | cute original mascot character, full body, friendly pose, simple design, pastel colors, minimal vector flat illustration, white background --ar 1:1 |
ここで判断するポイントは、生成された画像を見て「リアルすぎないか」「顔や体の形がシンプルか」「一目でキャラクターとして使えそうか」の3つです。

もし写真っぽくなったり、背景だけが派手になったりする場合は、プロンプトの組み立て方を少し見直すと改善しやすくなります。
思い通りのゆるキャラになるプロンプトの作り方
コピペ用プロンプトで方向性が見えたら、次は自分の作りたいキャラクターに合わせて調整していきましょう。Midjourneyのプロンプトは、思いついた言葉をたくさん並べるよりも、必要な要素を整理して入れるほうが扱いやすくなります。
プロンプトは6つの要素で組み立てる
ゆるキャラを作るときは、次の6つを順番に考えると迷いにくいです。
| 要素 | 入れる内容 | 例 |
|---|---|---|
| 被写体 | 何のキャラクターか | cat mascot character |
| 特徴 | 形・表情・服装 | round body, big eyes, small hat |
| スタイル | 絵柄の方向性 | cute illustration |
| 色 | 色味や雰囲気 | pastel colors |
| 構図 | 全身・顔アップなど | full body, centered |
| 背景 | 背景の有無 | white background |
たとえば「青い帽子をかぶった、丸い猫のゆるキャラ」を作るなら、次のように組み立てられます。
cute cat mascot character, round body, big eyes, wearing a blue hat, cute illustration, pastel colors, full body, white background --ar 1:1
判断基準は、「誰が見ても何のキャラかわかるか」です。猫なのか犬なのか、店員なのか魔法使いなのかがぼんやりしている場合は、被写体や特徴の言葉を足してみてください。
イラスト向けスタイルを指定する
ゆるキャラらしさを出したいときは、スタイル指定がとても大切です。とくに、写真っぽさを避けたい場合は、次のような言葉を入れると調整しやすくなります。
cute illustration:かわいいイラスト風kawaii:日本的なかわいさを足したいときminimal vector flat:シンプルなベクター風anime style:アニメ寄りにしたいときthick outline:輪郭をはっきりさせたいとき
「キャラクターとして使いやすいか」を重視するなら、まずはcute illustrationとminimal vector flatの組み合わせがおすすめです。細かすぎる絵より、形がシンプルなほうがアイコンやスタンプに使いやすいですよ。
Midjourneyのプロンプト全体の考え方をもう少し詳しく知りたい場合は、コチラの記事も参考になります。
よく効く調整テクニック
最初の生成で「惜しいけど、少し違う」と感じたら、いきなり全部を書き換えず、原因に合わせて一部分だけ調整しましょう。
| 困った状態 | 見直す部分 | 追加・変更する例 |
|---|---|---|
| 写真っぽい | スタイル指定 | cute illustration、--no realistic |
| キャラが毎回変わる | 参照指定 | --crefを使う |
| 背景が目立ちすぎる | 背景指定 | white background、simple background |
| 顔だけになる | 構図指定 | full body |
| アイコンに使いにくい | 比率指定 | --ar 1:1 |
--arは画像の縦横比を指定するパラメータです。SNSアイコンやスタンプなら--ar 1:1、横長の見出し画像なら--ar 16:9のように、使う場所に合わせると後から編集しやすくなります。
同じキャラクターを別ポーズで作りたい場合は、完成した画像を参照して--crefを使う方法があります。ただし、完全に同じ絵を再現する機能ではないため、「特徴を近づけるための補助」と考えると扱いやすいです。

ここまで調整しても写真っぽさが残る場合は、プロンプトの作り方ではなく、モデルや不要要素の指定が合っていない可能性があります。次は、写実的になってしまう原因を切り分けていきましょう。
写実的になってしまう原因と対策
Midjourneyでゆるキャラを作ろうとしたとき、「なぜかリアルな動物になる」「写真みたいな質感になってしまう」という失敗はよくあります。これは、プロンプトの中でイラストらしさよりも、被写体の情報が強く伝わっているときに起こりやすいです。
写真風になる原因
写真っぽくなる主な原因は、プロンプトの中に「キャラクターとして描いてほしい」という情報が足りないことです。
| 出力結果 | 考えられる原因 | 確認する言葉 |
|---|---|---|
| リアルな動物になる | イラスト指定が弱い | cute illustrationが入っているか |
| 顔や毛並みが細かすぎる | 写実寄りに解釈されている | minimalやsimpleが入っているか |
| 背景だけ豪華になる | 主役の指定が弱い | mascot characterが入っているか |
| かわいいがリアル寄り | スタイルの方向性があいまい | kawaiiやflat illustrationが入っているか |
まずは、被写体のあとにmascot characterを入れて、さらにcute illustrationやminimal vector flatを追加してみてください。これだけで、キャラクターとして解釈されやすくなります。
nijiモデルを使うべきケース
アニメ風や日本的なかわいさを出したい場合は、通常モデルよりも--nijiを試す価値があります。とくに、丸い目・やわらかい表情・デフォルメされた体型を出したいときに相性がよいです。
次のような結果になっている場合は、nijiモデルに切り替えてみましょう。
- 動物としてはかわいいけれど、キャラクター感が弱い
- 絵柄が海外絵本風になりすぎる
- もっとアニメ寄り・スタンプ風にしたい
- 表情をわかりやすくしたい
たとえば、通常のプロンプトで写真っぽくなった場合は、次のように調整します。
cute dog mascot character, round body, big eyes, simple smile, kawaii anime style, pastel colors, full body, white background --niji --ar 1:1 --no realistic, photo
--no realistic, photoは、リアル表現や写真風の要素を減らしたいときの補助です。ただし、これだけで必ずイラストになるわけではありません。先にkawaii anime styleやcute illustrationで、欲しい方向性を伝えることが大切です。
それでも改善しないときの確認ポイント
何度か試しても思った結果にならない場合は、プロンプト全体を長くする前に、次の順番で確認してみてください。
- 主役が明確か:
cat mascot characterのように書いているか - 絵柄が明確か:
cute illustrationやminimal vector flatがあるか - 不要な方向を消しているか:
--no realistic, photoを入れているか - 構図が明確か:
full bodyやcentered compositionがあるか - 背景が邪魔していないか:
white backgroundやsimple backgroundにしているか
判断の目安は、「1回の修正で変える場所を1つにする」ことです。たとえば、写真っぽいならスタイル指定だけ、背景が派手なら背景指定だけを変えます。全部を一度に変えると、何が効いたのかわからなくなりやすいので注意しましょう。

写実的な問題が解消できたら、次は日本語のイメージを英語プロンプトに変える流れを押さえておくと、毎回ゼロから悩まずに作れるようになります。
日本語から英語プロンプトを作る手順
英語プロンプトが苦手な場合は、いきなり英語で考えなくても大丈夫です。先に日本語で作りたいキャラクターを整理してから、ChatGPTなどで英語に変換すると、かなり作りやすくなります。
日本語で特徴を書き出す
まずは、作りたいキャラクターの特徴を短い言葉で書き出します。文章としてきれいにまとめるより、要素を分けてメモするほうがMidjourney向けのプロンプトに変換しやすいです。
- 何のキャラクターか:猫、犬、うさぎ、ロボットなど
- 見た目の特徴:丸い体、大きな目、小さな帽子など
- 雰囲気:やさしい、元気、のんびり、かわいいなど
- 絵柄:イラスト風、アニメ風、ベクター風など
- 用途:SNSアイコン、LINEスタンプ、ブログ用など
たとえば、次のように書き出せばOKです。
白いうさぎのゆるキャラ
丸い体
小さな赤いリボン
にっこり笑顔
パステルカラー
SNSアイコン用
白背景
判断基準は、「見た目を知らない人が読んでも、だいたい同じキャラクターを想像できるか」です。ここがあいまいだと、英語にしても出力結果がぶれやすくなります。
ChatGPTで英語にする
日本語メモができたら、ChatGPTに英語プロンプトへ変換してもらいましょう。次のように依頼すると、Midjourneyで使いやすい形に整えやすいです。
次の日本語メモを、Midjourneyで使いやすい英語プロンプトにしてください。
かわいいゆるキャラ風、シンプルなイラスト、SNSアイコン向けにしてください。
白いうさぎのゆるキャラ
丸い体
小さな赤いリボン
にっこり笑顔
パステルカラー
白背景
出力例は次のようになります。
cute white rabbit mascot character, round body, small red ribbon, gentle smile, simple cute illustration, pastel colors, centered composition, white background --ar 1:1
画像生成用のプロンプトをもっと幅広く見たい場合は、コチラの記事も参考になります。
Midjourneyへ入力して微調整する
英語プロンプトができたら、Midjourneyに入力して画像を生成します。最初の1回で完成を狙うより、出てきた画像を見ながら少しずつ直すのがおすすめです。
| 出力結果 | 追加・変更する言葉 |
|---|---|
| もっと丸くしたい | very round body |
| もっとシンプルにしたい | minimal design |
| 顔をわかりやすくしたい | simple expression, big eyes |
| 背景をなくしたい | white background, simple background |
| 写真っぽさを減らしたい | --no realistic, photo |
Midjourneyはモデル更新や設定によって、同じプロンプトでも結果が変わることがあります。そのため、「この単語を入れれば必ず同じ絵になる」と考えるより、出力を見ながら近づけていく感覚で使うと失敗しにくいです。

ここまでできれば、ゆるキャラ作成の流れはほぼ完成です。最後に、記事全体の要点を整理して、すぐ試せる状態にしておきましょう。
まとめ
Midjourneyでゆるキャラを作るときは、まずコピペ用プロンプトで方向性を確認し、そこから被写体・特徴・スタイル・色・構図・背景を少しずつ調整していくと進めやすいです。
写真っぽくなる場合は、cute illustrationやminimal vector flatでイラストの方向性を強め、必要に応じて--nijiや--no realistic, photoを試してみましょう。
最初から完璧を狙わなくても大丈夫です。出てきた画像を見ながら、1回に1つずつ直していけば、自分だけのかわいいキャラクターに近づけられます。
よくある質問(FAQ)
- QMidjourneyは日本語プロンプトでもゆるキャラを作れますか?
- A
日本語でも作れますが、細かい絵柄や雰囲気を指定したい場合は、英語プロンプトのほうが意図を伝えやすいことがあります。
まず日本語で「白いうさぎ、丸い体、リボン、笑顔」のように特徴を書き出し、ChatGPTで英語に変換してからMidjourneyに入力すると、調整しやすいです。
- Qnijiモデルと通常モデルはどちらがおすすめですか?
- A
アニメ風・かわいいキャラクター風にしたいなら、まずは
--nijiを試すのがおすすめです。一方で、リアル寄りの質感や細かい背景を活かしたい場合は通常モデルのほうが合うこともあります。ゆるキャラ作成では、写真っぽくなるなら
--niji、絵本風やリアル風に寄せたいなら通常モデルという感覚で使い分けると判断しやすいです。











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